帰ってきた「代打の神様」甲子園歴史館10周年祝う 元阪神の桧山さん「1日館長」に

1日館長に任命された桧山進次郎さん=西宮市甲子園町、甲子園歴史館

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 兵庫県西宮市甲子園町の阪神甲子園球場内にある「甲子園歴史館」で22日、開館10周年を記念して、元阪神タイガースの桧山進次郎さんが「1日館長」を務めるイベントがあった。200人超のファンがユニホーム姿などで駆けつけ、トークショーや球場見学を楽しんだ。

 同館は2010年の球場リニューアルに伴い開館。高校野球や阪神タイガースで歴代の名試合、名選手を映像や写真で紹介し、実際に選手が使った野球道具も展示している。

 桧山さんは1991年に阪神タイガースに入団し、2013年の引退まで主力選手として活躍。代打の安打数、打点数で歴代2位の記録を誇り「代打の神様」と呼ばれて人気を集めた。

 この日は「1日館長」と書いたタスキをかけて受け付けに立ち、ファンら一人一人の額に検温器をかざして出会いに感謝を伝えた。

 球場を巡るツアーもあり、最後に観客席でトークショーもあった。「電光掲示板の下にあった観客席は、打席からボールが紛れて見えにくくなるために撤去した」などと裏話も披露。ファンの声援について話が及ぶと「一発逆転かという場面で三振し、『野球やめろ』と言われた時には心が折れかけた」と懐かしそうに語って皆を笑わせた。

 今年ドラフト1位で入団した佐藤輝明選手への期待を問われると「とてもいい体格なので、甲子園の浜風に打ち勝ってほしい」とエールを送り「これからもタイガースを一緒に応援しましょう」と呼び掛けた。

 夫婦で参加した西宮市の男性(66)は「明るい人柄が出ていて、とても楽しかった」と話した。(村上貴浩)

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