タカでアイガモのヒナ守れ 田植え前にカラス駆除

タカとともにカラス駆除を請け負う衣川正幸さん=兵庫県新温泉町対田

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 兵庫県新温泉町対田の農事組合法人「アイガモの谷口」がアイガモ農法で飼育するヒナをカラスから守ろうと、今春も田植え前にタカを使ったカラス駆除を行った。3年前から依頼されている京都府福知山市の鷹匠(たかじょう)、衣川正幸さんが、南米原産のハリスホークの雌雄2羽にカラスを攻撃させた。

 衣川さんは10年以上前にタカなどの飼育を始め、現在は約15羽を飼っている。主にキジやカモの狩猟を手掛けるが、カラスの駆除も請け負っている。

 今年は4月上旬から1~2週間に1回、風のない日に実施した。衣川さんが腕にタカを載せて水田周辺を巡回。カラスを見つけたタカは、衣川さんの合図で飛び立つと、高さ2~3メートルの低空飛行で一気に加速し、爪やくちばしで攻撃した。仕留めたカラスはエサにもなる。

 カラスの数は年々減っているといい、衣川さんは「粘り強くタカの存在感をアピールし続け、あそこは危ないという意識をカラスに根付かせなければ」と話している。(末吉佳希)

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