今日も40℃目前まで迫る酷暑　猛暑日地点は今年一番の多さに

今日も西日本を中心に上空の高い所まで高気圧に覆われて、酷暑が続いています。

15時20分までに全国で最も気温が上がった高知県四万十市・江川崎は39.8℃。広島県安芸太田町・加計で39.4℃、大分県日田市で39.3℃と3地点で39℃台まで上昇しました。加計は一昨日1日(木)に記録した観測史上1位をまた更新。広島県内だけでなく、中国地方での過去最も高い気温です。

そのほか、名古屋市で38.4℃、大阪市で37.8℃など各地で体温を上回る暑さになり、35℃以上の猛暑日地点は288と、7月22日に並ぶ今年一番の多さです。東京都心も昨日より高く34.6℃まで上がっています。

明日4日(日)は日本付近を覆っている高気圧の勢力がやや西に後退します。西日本から関東では依然として最高気温が35℃以上の猛暑日の所が多くなるものの、40℃に近づくような暑さにはならない見込みです。

最高気温は大阪市と名古屋市で今日よりもわずかながら低めの37℃の予想となっています。大気の状態が不安定なため山沿いは雲が広がりやすく、高知・江川崎や広島・加計などは35℃前後に留まる見通しです。

今日よりも低いとはいえ、35℃以上の暑さは熱中症リスクが高くなります。日曜日で屋外でのレジャーを予定している方は、最大限の対策を行った上、決して無理をしないようにしてください。