福島第一原発5号機データを常時送信する「緊急時対策支援システム」が未明から停止…メールやファクスで対応

 東京電力は22日、福島第一原子力発電所5号機の炉内の温度や圧力などのデータを原子力規制庁に常時送信する「緊急時対策支援システム(ERSS)」が、同日午前0時2分頃から停止していると明らかにした。

福島第一原発(福島県で、読売機から)

 同庁はERSSを通じ、原子炉や使用済み燃料プールなどのデータを監視しているが、ERSSの不具合によって伝送が中断しているという。東電は、送信方法をメールやファクスに切り替えて同庁に伝えている。不具合の原因は調査中。

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