設備が充実する銭湯系と熱波師イベントが名物のサウナ2軒

銭湯系の代表「南青山 清水湯」

 最近「サ活」と呼ばれて人気を集めているサウナには、様々な文化の融合がみられる。都心にある銭湯系の代表的な存在と、カリスマ“熱波師”が蒸気浴を盛り上げる名店を紹介する。

●南青山 清水湯

 高級ブティックが軒を連ねる青山通り。ポルシェセンターの角を曲がった小路にたたずむ都内屈指の人気を誇る銭湯。湿度にこだわった男湯・女湯それぞれのサウナと、広々とした水風呂を気負いなく楽しめるのは銭湯ならでは。熱した石に落ちる水滴がミストを生み出すロッキーサウナは初心者にも優しい入り心地。

 また全館軟水使用で、強さや部位など3タイプのバリエーションが味わえるジェットバスや高濃度炭酸泉、シルク風呂も浸かり心地抜群だ。充実した設備と庶民的な雰囲気のギャップに、最先端のムーブメントと古きよき銭湯文化の融合を感じるに違いない。

【information】
東京都港区南青山3-12-3
入館対象:男性・女性
男性用サウナ:2種類/水風呂約20℃(夏)・約16℃(冬)
営業時間:12時~24時/土・日・祝12時~23時(全館最終入場は30分前)
定休日:金
料金:サウナコース(入浴料込)1020円

●ファンタジーサウナ&スパ おふろの国

 熱した石にアロマ水をかけると、すかさず発生する熱々の水蒸気。それをタオルであおぎ、客のひとりひとりに熱風を送る。滝のような発汗を促し、サウナを満喫してもらう──それが“熱波師”の仕事だ。

 週末の「おふろの国」では、約90℃もの高温サウナに熱波師が入り、蒸気浴を一段と盛り上げる。一番人気のカリスマ熱波師・井上勝正氏は、元プロレスラー。場を盛り上げる話術と、腰のバネを活かして強風を巻き起こす。

 ここでは2種のサウナの他に11種の風呂が楽しめるが、井上氏が熱波を送るイベント「熱波道」があるときにはサウナが汗だくのサウナーたちですし詰め状態に。井上氏が「ネーッ、ネーッ、ネーッ」と呼びかけ、サウナ―たちが「パー、パー、パー」と応えるコール&レスポンス「サウナ讃美歌」のあと、全員で108数えて最高の熱波を耐えしのぐ。

 井上氏いわく、熱波師とは「健康的に入浴を楽しむための伝道師」。身体に負担をかけないサウナ浴を提唱する先達というわけだ。露天風呂には休憩用の椅子が置かれ、外気浴で気持ちのよい風を感じられる。

【information】
神奈川県横浜市鶴見区下末吉2-25-23
入館対象:男性・女性
男性用サウナ:2種類/水風呂17℃/ロウリュあり
料金:大人平日700円
営業時間:11時~翌1時(最終受付24時)/土・日・祝8時~
定休日:第3月(祝日の場合は営業)★井上氏のイベントは主に土曜

※週刊ポスト2020年2月21日号

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