医師が“就寝前に絶対避けているNG習慣とは?「アルコールを…」

帰宅してから寝るまでの時間は貴重ですよね。思いおもいの過ごし方があると思いますが、質の良い睡眠をとるために、皆さんは何に気をつけていますか?

今回は精神保健指定医でもある益田裕介先生に避けたほうが良い就寝前のNG習慣を伺ってきたので、熟睡できない、夜中に何度も目が覚めると悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

 

アルコールやコーヒーに気をつけて!

画像:Pormezz/Shutterstock

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──益田先生が熟睡するために、夜にしないと決めていることはありますか? 

アルコールを飲まないと決めています。アルコールは睡眠の質を低下させます。確かに寝付きは良くなるのですが、眠りは浅くなり、途中で起きやすくなり休息がとりにくいでしょう。

「お酒を飲んだ方がカラダは休まる」という人もいますが、よく聞くと、お酒を飲んでいる時間が単純に長く、お酒を飲んでいる間はカラダも脳もあまり活動していないので、飲酒時間と睡眠時間を合算すると、結果的に、非効率な休息をとっていただけ、ということもあります。

それに加えて、アルコールによる免疫力低下を防ぐことにつながります。『薬物・アルコール依存症からの回復支援ワークブック』では、「アルコールは血液中の赤血球、白血球などに影響を与えて、その数を減少させたりはたらきを弱めたりします」(※1)と説明されています。

──他に、夜にしないと決めていることはありますか?

コーヒーを飲むと、自律神経の交感神経系が活性化しやすくなり眠りにくくなる場合があります。目覚めの1杯はわかりますが、夜のコーヒーは控えた方がいいようです。

また、ラーメンやお菓子など塩分の強いものは摂らないようにしています。私も経験していますが、寝る前に塩分の高いものを食べると、カラダが浮腫みやすくなる可能性あります。

熟睡するためにしていることは?

画像:Gorodenkoff/Shutterstock

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──益田先生が熟睡するためにしていることはありますか。

毎日1万歩歩くことを心がけることが良いです。疲労物質を溜めることで、生理的な睡眠反応を促進させるようにしています。また、単純にカラダを動かすことは健康に必要なことです。

 

いかがでしたか? 睡眠は明日への活力です! 先生のアドバイスをもとに、質の良い睡眠をとるよう心がけてくださいね。

※本サイトにおける医師および各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

<プロフィール>
益田裕介
早稲田メンタルクリニック・院長。防衛医大卒業後、自衛隊病院などを経て開業。精神保健指定医、精神科専門医・指導医として“対話”を重視した治療を追求し、YouTubeチャンネル『精神科医がこころの病気を解説するCh』でもメンタルの不安に寄り添った情報を発信している。

【画像・参考】
※1 薬物・アルコール依存症からの回復支援ワークブック(松本俊彦、小林桜児、今村扶美)
※SoutaBank/PIXTA(ピクスタ)、Pormezz・Gorodenkoff/Shutterstock

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