1年遅れの「春の門出」 静岡県立大、昨年度入学生向け入学式実施

 静岡県立大(静岡市駿河区)は8日、新型コロナウイルス感染拡大で中止となった昨年度の入学式を、1年遅れで開催した。晴れ舞台に参加した2年生は「昨年度は大学生活が始まったという実感がわかなかったが、これからは新しい気持ちでスタートしたい」と声を弾ませていた。

 式は静岡市内で開かれ、昨年度入学した計884人(短大、大学院含む)のうち538人が出席。今年3月末で退任した鬼頭宏前学長が「中止になった昨年度の入学式は、私にとって退任前の最後の(入学)式だった。未来の社会を担う皆さんは、県立大学の一員であることを改めて自覚し、これからの学生生活を充実させてほしい」とのメッセージを寄せた。尾池和夫学長が式辞で代読した。

 薬学部2年の鈴木浩章さん(20)は入学生代表の挨拶で「1年遅れの入学式を迎えられ、うれしく思う。感染拡大が収束し、本来の大学生活を送れることを願っている」と述べた。

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