【大和ハウス囲碁十段戦五番勝負第3局】許八段が反発、午前中に81手のスピード進行

 囲碁タイトル戦「大和ハウス杯 第59期十段戦五番勝負」(産経新聞社主催)の第3局が8日、長野県大町市の「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」で始まった。同市での開催は2年ぶり27回目。 今期は防衛を目指す芝野虎丸十段(21)=王座=に、初の十段奪取を狙う許家元(きょ・かげん)八段(23)が挑むシリーズ。牛越徹・大町市長らが見守るなか午前9時半、立会人の山城宏九段が定刻を告げると、黒(先)番の許八段が右上小目に、芝野十段が左下星に応じた。白10カケツギが比較的珍しい手で、このあと右上から右辺にかけての着手が続いた。

 「白42では、打つ候補がいろいろあるところ。黒43と許八段が反発して激しくなりました」と解説の伊田篤史八段。

 北アルプスの山々を望むイス席の対局室。着手するとき以外、背筋を伸ばしたままの芝野十段とは対照的に、スーツを脱いだ許八段は時折、イスの上であぐらを組み前かがみで盤面を凝視する。

 午前中に81手まで進む速い進行になった。芝野十段は天ぷらうどん、許八段はカツカレーを昼食に取った。「左上と上辺の黒の間を今後、白がどう裂いていくかがポイントになりそうです」と伊田八段。今期は第2局まで、黒番が勝利している。

 芝野十段は今月2日、本因坊戦リーグの最終対局で勝利し8人のなかで1位が確定、5月に開幕する井山裕太本因坊との七番勝負進出を決めた。もしこの一戦に敗れていたら6日に挑戦者決定プレーオフを行い、7日に移動、きょう8日対局という慌ただしい日程になっていた。

 「まずは目先の十段戦の一局に集中する」と話す芝野十段。一方、許八段は「第2局では見損じがあった。考慮時間の使い方に気をつけて打ちたい」と話していた。

 持ち時間は各3時間の1日打ち切り制。同日夜までに決着する見込み。

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(Windows版のみ)解説あり・富士田明彦 七段(SANKEI-EGG ver8.20以降)

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