漆塗りのダイヤルにGMT機能が付いたセイコー プレザージュ クラフツマンシップシリーズ新作

日本伝統工芸の技に光を当てた意匠性の高い機械式腕時計で、日本ならではの美意識を世界に向けて発信するセイコー プレザージュ クラフツマンシップシリーズより、シリーズ初となるGMTモデルが登場。

異なる2エリアの時刻を同時に伝える高性能ムーブメントに、奥行きを感じさせる漆塗りのダイヤルを合わせた「セイコー プレザージュ クラフツマンシップシリーズ 漆ダイヤル SARH001」（24万3100円）として来たる10月11日より発売されます。モノクロームの静謐な世界観に添えたゴールドのアクセント、インデックスや針の仕上げなど、ディテールひとつひとつにたおやかさを湛えた優美なタイムピースです。

日本では古来よりその優れた耐久性を活かして椀や皿などの器に使われるなど、人々の生活の中で広く生かされてきた漆。セイコー プレザージュではかねてから、その普遍性の高い価値と美しさに注目。

石川県金沢市在住の漆芸家 田村一舟（たむら いっしゅう）氏の監修の下、革新的な製造手法によって金属面と漆を直接結びつけ、さらに古来伝承の技によって漆独特のなめらかな質感を表現した漆ダイヤルを、さまざまなモデルに採用してきました。

今回登場の「SARH001」は、クラフツマンシップシリーズとしては初めてとなるGMT搭載モデル。ホームエリアの時刻を伝える時分針にはシルバー、ローカルエリアの時間帯を伝えるGMT針とインデックス外周の24時間表示には、金粉を撒いたようなゴールドカラーを配して華やかに表現。

また鋭く伸びた鏡面仕上げの秒針と、シンプルな造形ながらも立体的に施されたバーインデックスが、しっとりと艶やかな漆黒のダイヤル上で凛とした表情を醸し出します。

ケースサイズは大きすぎず・小さすぎずの程よい存在感とともに、確かな視認性を提供する40.2mm径・12.4mm厚。ストラップにはLWG（レザーワーキンググループ）の認証済みタンナーで生産されたブラックカーフレザーを採用、ムーブメントとして約72時間のパワーリザーブと日差＋25秒～－15秒の精度を備えた自動巻メカニカルムーブメント Cal.6R54を搭載します。重量87.0gと軽く、長時間の装着でも負担になりにくいのも魅力のひとつです。

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＜文／&GP＞

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