レンズ越しに白い尾うっすら 都内で見えた「紫金山・アトラス彗星」
13日に地球に最接近した「紫金山・アトラス彗星(すいせい)」が15日、日没後の東京都内で見られた。
午後6時ごろ、江東区の青海南ふ頭公園でカメラを三脚に固定した。対岸のコンテナ埠頭(ふとう)の上空に望遠レンズを向けると、淡く光る点がみえた。スローシャッターで撮影すると、白い点から上方に伸びる彗星の尾がうっすらと写っていた。固定したスマートフォンでも撮影ができた。
彗星は位置が低くなるにつれ、30分ほどで街の光で見えなくなった。(惠原弘太郎)
10/16 07:00
朝日新聞社