最高峰の米大学と連携、慶大にAI研究センター NECなど9社参加
慶応大は24日、世界最高峰のAI(人工知能)研究機関として知られる米カーネギーメロン大(CMU)と連携した研究拠点「慶応AIセンター(KAI)」を新設した。NECやソフトバンク、三菱UFJフィナンシャル・グループなど大手9社から研究者が参加し、共同で世界最先端のAI開発をめざす。
日吉キャンパス(横浜市)を主拠点とするセンターでは、カメラの画像と言語の両方を使って実空間の情報を理解する「マルチモーダル」、自ら次の行動を判断できる「自律型」、材料開発など「科学発見のためのAI」の3分野を中心に研究を進める。
米マイクロソフトも協力し、AI研究用のクラウド環境を提供する。
参加するKDDIは、研究成果を三菱商事やローソンと進める「未来のコンビニ」事業にも活用したい考えだ。
09/25 21:51
朝日新聞社