文芸評論家、坪内祐三さん死去…61歳

坪内祐三さん

 近代の文学や昭和の文化に詳しい文芸評論家の坪内祐三(つぼうち・ゆうぞう)さんが13日、心不全で亡くなった。61歳だった。告別式は23日午前9時30分、東京都渋谷区西原2の42の1代々幡斎場。喪主は妻、文子(あやこ)さん。

 東京都生まれ。早稲田大大学院修了。雑誌「東京人」の編集者を経て、文筆の世界に入った。夏目漱石や尾崎紅葉など明治時代と縁の深い文化人を取り上げた「慶応三年生まれ 七人の旋毛(つむじ)曲り」で講談社エッセイ賞を受賞。2003年に創刊した文芸雑誌「en―taxi(エンタクシー)」の編集同人も務めた。

 「靖国」「探訪記者松崎天民」など多くの著書を執筆し、様々な雑誌にエッセーやコラムを連載。自らの交友関係をつづる「酒中日記」が15年に映画化された。

ジャンルで探す