群馬の45歳以下新規就農者数、2年ぶりに増加

 群馬県によると、令和2年度(昨年8月2日~今年8月1日)の45歳未満の県内の新規就農者数は前年度比3人増の173人と2年ぶりに増加した。農業法人などに就職する「雇用就農」が9人、農業世帯以外から就農する「新規参入」が1人それぞれ増えた。一方、農家出身の跡継ぎの「農業子弟」は7人減った。経営部門別では野菜や果樹、花卉(かき)などの「園芸」が6人増え、114人となり、「畜産」は4人増の32人だった。
 県は、平成28年度からの4年間で45歳未満の新規就農者を計920人確保する目標を立てていたが、計776人にとどまり、計画は達成できなかった。それでも100人未満が多かった平成初期(1990年代)と比べて多くなっている。 今後の目標人数については現在策定中だが、2~14日間の就農体験に加え、「農家で実際の技術を学べる留学事業などを通じて新規就農者の確保を目指す事業を継続している」(県農業構造政策課)などして担い手を増やしたい考え。
 45歳以上も含めた65歳以下の新規就農者数では、前年度比4人減の223人と2年連続で減少した。
 調査は、新規就農者の実態を把握し、新たな就農者の確保、育成対策に役立てることを狙いに実施。県は農業人口全体の減少に歯止めをかけたい考えだ。

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