【書評】『大学とオリンピック1912-2020』小林哲夫著

『大学とオリンピック1912-2020』小林哲夫著

 マラソンの金栗四三らが1912年に日本代表として初めて五輪に出場して以来、多くの大学生が日本の五輪史を支えてきた。そこに光を当て、近代スポーツが“輸入”された当時から現在に至るまで、大学生が切磋琢磨(せっさたくま)して、その興隆に貢献してきた歴史をひもとく。
 2020年東京五輪・パラリンピックが決まり、活躍が注目されたのも大学生だ。だが、選手はそれ以前から英才教育を受ける時代となり、大学スポーツは必ずしも主流ではなくなった。そういう今こそ日本のあるべきスポーツの姿を考えたい。巻末に五輪の出身大学ランキングも添えられている。(中公新書ラクレ・900円+税)

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