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札幌の老人ホーム集団感染、計20人に 北海道26件目のクラスター

北海道庁

 札幌市は30日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した同市西区の住宅型有料老人ホーム「かがやき八軒(はちけん)」で新たに12人の感染が確認されたと発表した。この老人ホームの感染者は計20人となった。
 北海道で発生したクラスターは「かがやき八軒」を含め26件で、このうち小樽市の「昼カラオケ」3件と札幌市の昼カラなど6件の計9件が30日時点で収束していない。
 「かがやき八軒」の新たな感染者の内訳は、80~90代男女入居者8人▽40~50代女性施設職員3人▽50代女性介護職員1人。症状は軽いか無症状で、いずれも北海道で感染が拡大している昼カラとの関係は確認されていないという。
 市の担当者は「一度に12人が発生するのは由々しき事態だが、濃厚接触者の検査を行うことで感染の連鎖をつぶせる」との認識を示した。感染経路については、入居者や職員が出入りする際か併設の通所介護(デイサービス)の利用者を通じてウイルスが持ち込まれたとみている。
 住宅型有料老人ホームは、安否確認や食事などのサービス付き高齢者向け居住施設。設備や費用は施設によってまちまちだが、介護施設に比べ自立度の高い入居者が多く、介護が必要になった場合は外部の介護サービスをする。
 市によると、「かがやき八軒」はデイなどを併設。28日までに判明した感染者も含めると陽性患者は入居者13人と職員6人、外部のデイ利用者1人の計20人となった。入居者のうち9人がデイを利用していた。
 市は入居者や職員ら計124人の検査を終えており、今後は2週間の健康観察を行うという。
 北海道では30日、十勝地方に住む80代女性1人の感染も確認された。道によると、女性は重症で感染経路は分かっていないという。30日午後5時時点で道内の感染者は延べ1263人(実人数1246人)で、このうち6人が重症。30日までに計99人が亡くなった。

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