静岡・御前崎市長が知事へ産廃整備計画を報告 早期断念を求める方針

 静岡県御前崎市内に計画されている産業廃棄物処理施設の整備計画をめぐり、御前崎市の柳沢重夫市長は15日、県庁を訪れ、川勝平太知事に大栄環境(大阪府和泉市)の金子文雄社長と面会内容の報告を行った。
 報告は非公開で行われ、柳沢市長は引き続き、事業撤退を要請していく方針を伝えた。柳沢市長は「こういうもの(産廃施設)が絡んでくると市民の理解が得られず、まちづくりそのものが進められなくなる」と懸念。中断ではなく、早期断念を求めていくとした。「知事も私の思いに賛同していただいた」と強調した。
 産業廃棄物処理施設の整備計画をめぐっては、昨年12月の住民投票で建設反対が90・2%に上ったことを受け、柳沢市長は同社に事業撤退を求める方針を表明。今月10日に金子社長と面会し、直談判した。同社は市長の要請に対し、環境影響評価(環境アセス)などの行政手続きを中断し、住民の理解を得るまで事業を進めない考えを伝えていた。

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