立冬に「こも巻き」 和歌山城公園

和歌山城公園で行われた「こも巻き」=和歌山市

 「立冬」の8日、和歌山市の和歌山城公園で恒例の「こも巻き」が行われた。約270本の松の木にわらで編んだこもが次々と巻かれ、風物詩に足を止めて見入る観光客の姿もみられた。
 越冬のため枝から地面に降りてくるマツカレハの幼虫をこもの中に誘い込んで退治する害虫駆除で、周辺では江戸時代から続けられているという。
 この日は、市和歌山城整備企画課の職員らが、公園内の一の橋や二の丸庭園を中心に長さ1・8メートルのこもを巻き付けた。来年3月初旬に取り外して焼却処分する予定。
 参加した非常勤職員の男性(61)は「和歌山城の冬支度が整った。周辺を彩る松の木々を大切にする啓発の意味もあります」と話していた。

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