大阪樟蔭女子大が「ファッションショー」で就業体験

ファッションショーの本番に向けて練習に励む学生ら(大阪樟蔭女子大提供)

 大阪樟蔭女子大(大阪府東大阪市)化粧ファッション学科の学生たちが手がけたファッションショーが8日、大阪市天王寺区の商業施設「天王寺ミオ」で開催される。衣装や小物は施設内のテナントで販売されている商品を活用し、クリスマス用のコーディネートを提案。就業体験の一環で、4月から取り組んできた成果を披露する。(勝田康三)
 同大学では、企業と連携した長期型の就業体験(インターンシップ)を正式科目にしており、学生らは週1回の講義を受けている。経団連による就職・採用活動の指針撤廃や働き方改革など社会情勢が変化するなかで、学生へのバックアップの充実を図るのが狙いだ。
 天王寺ミオを運営する天王寺SC開発とテナント約30店の協力を得て、同学科の2、3年の学生19人がファッションショーの企画や運営、演出、ヘアメークなどを手がけた。また、モデルを務める予定の学生ら15人は、プロのモデルから歩き方の指導も受けたという。
 ファッションショーではクリスマスをテーマに、友人とのショッピング▽家族とのディナー▽ホームパーティー▽デート-の4つのコンセプトでコーディネート。若い女性が購入しやすい金額のセーターやスカート、ブーツ、バッグなどいろいろな店の商品を組み合わせた。
 指導にあたった米倉卓教授によると、学生たちは店舗関係者らとのやりとりを通じて、会話やメールでの敬語の使い方やイベント実施に対する責任感などを学んだという。3年の小西萌以(めい)さん(21)は「テナントのことを考慮しながら提案するのが大変だった。アルバイトでは関われない人とも仕事をして、ビジネスとアルバイトは違うことがよく分かった」と話していた。
 ファッションショーは午後2時から。入場無料。会場ではコーディネートをまとめた学生作成の冊子も無料配布する。

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