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お忍びで「声だし」の噂も 手越祐也がゲーム配信に進出したら起きうる3つのシナリオ

 先日ジャニーズ事務所を退所した「NEWS」の元メンバー、手越祐也(32)の今後の活動に注目が集まっている。6月23日に行われた記者会見では「ざっくりしか決まっていない」「お伝えできる範囲に限界がある」などと語った手越だが、本稿では世間ではまだあまり知られていない、手越の「ゲーマー」としての顔について論じたい。 

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手越祐也 ©時事通信社

 手越は“ジャニーズ1ゲーム大好き”と自称しており、とくに最近はスマートフォンゲーム「荒野行動」にお熱だ。100人のプレイヤーが無人島に降り立ち、武器や防具や乗り物を拾いながら、最後の一人になるまで戦うバトルロイヤル系ゲームの1つである。 

 ゲーム内のクラン(ゲームを共にプレイするチーム)に所属していた、有名なYouTuberの動画に声で出演したなどといった噂が飛び交っていた。 

 そんな手越が表立ってゲームの仕事を始めたのは今年の2月である。株式会社CyberZが運営するゲーム動画配信サービス「OPENREC.tv(オープンレックティービー)」のアンバサダーに就任し、更に冠番組の「手越祐也のゲームしようぜ!」がスタート。 

 第1回は生放送で行われ、荒野行動の腕前をファンに見せつけた。その後の放送でも、“ジャニーズ1ゲーム大好き”の称号に違わず、様々なゲームをプレイし、特にシューターゲーム(銃を使って相手を撃つゲーム)において卓越した技術を披露している。 

 芸能界切っての王子様、そしてお忍びでゲーム動画にも顔だし(いや声だし)していたとされる手越祐也がジャニーズ事務所という枷から解放された。自分が大好きなゲームの仕事をぞんぶんにできるようになったのだ。 

 そんな手越が今後ゲーム業界に起こすかもしれない旋風を予測してみよう。 

シナリオ1:ストリーマー手越、ゲーム配信でもスターに成り上がる 

「手越祐也のゲームしようぜ!」の第1回は生放送だったのだが、2回目以降は収録に切り替わり、手越がMCとして番組を回すというスタイルの番組になった。背景には、売れっ子タレントが決まった曜日・時間に生放送の時間を確保するというのは難しい、といった事情があったのかもしれない。が、ゲーム動画の醍醐味は生放送なのだ。筆者はストリーマー(*)手越の誕生を見たい。 

*……ゲームの生配信を行う人のこと 

 YouTubeやOPENREC.tvといったサービスはゲームプレイを生放送する機能を備えている。ストリーマーはゲーム画面と自撮りの映像を重ねて自分のゲームプレイを視聴者にみてもらう。視聴者はその様子を見ながらコメントを投稿し、ストリーマーはそのコメントをリアルタイムで読み上げ、トークが展開されていく。 

 ゲーム配信に馴染みの無い方、そして「それの何が楽しいのか」といぶかしんでいる方は、遠い昔、友達の家に行って、友達がドラクエをプレイするのを、麦茶を飲みながら何時間も観ていた時間を思い出してほしい。

 友達のプレイに茶々を入れ、うまくいかなかったときは一緒に悔しがる……ほら、観ているだけでも楽しかったでしょう? 

 エンターテイナーとしてファンサービスを欠かさない手越がゲーム配信に本気で取り組めば、カリスマ性を全開にして、男も女もほれ込むような話術を駆使しながら、ゲームをプレイしてくれるはずである。 

 そして手越自身にとっても、ファンと密なコミュニケーションがとれるゲーム配信は、ジャニーズ退所後に人気を持続させる有効な戦略になるはずだ。 

シナリオ2:パイオニア手越、ゲーム配信に新しい風を起こす 

 芸能界はにわかにゲーム配信ブームである。2018年に本田翼がYouTubeチャンネル「ほんだのばいく」を開設。その第1回放送でホラーゲーム「デッドバイデイライト」をプレイし、驚異的な視聴者数を記録したのが嚆矢となり、芸能人が次々にストリーマーデビューしている。 

 いま一番ホットな芸能人ストリーマーは狩野英孝だ。「デッドバイデイライト」や「バイオハザード」シリーズのゲーム配信を行い、芸人きってのリアクションとワードセンス、そして視聴者に胸襟を開く人たらしな性格で一躍スターへの階段を駆け上った。 

 狩野の成功につづけと芸人のストリーマーデビューが続いており、吉本興業は動画配信サービス「Mildom(ミルダム)」とパートナーシップを締結、所属芸人が日替わりでゲーム配信を始めた。 

 手越がストリーマーデビューし、成功を収めれば、男性アイドルや男性俳優といったファンビジネスを生業とする芸能人にも流れが波及するだろう。 

 ゲーム配信はファンと密なコミュニケーションをとる最適な手段であり、コロナ禍でイベントを開催できず、ファンとのコミュニケーションに困っている芸能人たちがゲーム配信に活路を見出すことは自然だ。パイオニア手越に続かんと若手、中堅、ベテラン問わず、イケメンタレントのストリーマーデビューが見られるかもしれない。 

シナリオ3:アントレプレナー手越、ゲームビジネスで一山あてる 

 本田翼がマイクロソフトと共にゲームを開発しているとテレビ番組で発言し、彼女のゲーム愛の “ガチ”度があらわになったところではあるが、有名人によるゲームビジネスへの参入というのは世界的なトレンドだ。 

 元サッカー選手デヴィッド・ベッカムはeスポーツ事業を展開するベンチャー企業に投資を行い、共同所有者となった。ラッパーのドレイクはゲーミングチームに多額の出資を行っている。 

 コロナ禍でエンターテイメント業界は暗いムードにあるが、家でも遊べるゲーム、そしてオンラインでも興行が行えるeスポーツにはかつてないほどの注目が集まっている。 

 手越がプレイヤーとしての活躍のみならず、ゲームビジネスに参入するのもありだろう。本人が大好きなゲームのチームをつくるもよし。新しいサービスを始めるもよし。圧倒的な知名度とフォロワー数は最強のマーケティング要素である。 

 ジャニーズ事務所を退所した手越はゲーム業界で活躍できるポテンシャルにあふれている。そしてストリーマーにも、パイオニアにも、アントレプレナーにも進化できる未来がある。 

 男、手越祐也、32歳の次のステップ、チャレンジの場としてゲーム業界を選んでほしい。彼の正確なエイム(狙い)はきっと、ファンの心をつかんで離さないのだから。 

(但木 一真)

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