小池都知事、対策主導アピール=連携強化を隣県に呼び掛け―新型コロナ

新型コロナウイルス感染症への対応に関する申し入れをした後、質問に答える東京都の小池百合子知事=26日夜、首相官邸

 東京都の小池百合子知事は26日に開かれた近隣4県知事とのテレビ会議で、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、不要不急の外出自粛を住民に要請することを含め、連携強化を強く呼び掛けた。都内の感染者が急増する中、安倍晋三首相にも面会して地方への財政支援などを求め、対策を主導する姿をアピールした形だ。
 「ロックダウン(都市封鎖)を回避するため断固たる決意を持って進める必要がある」。小池知事はテレビ会議で危機感をにじませた。都幹部は会議終了後、「20~22日の3連休の人々の様子を見ると、緊張感が無くなっている」と指摘。自治体トップによる発信強化が必要な理由を強調した。
 小池知事はこれまで、都主催大規模イベントの中止・延期など政府に先駆けて次々と対策を打ち出してきた。ただ、「法律の範囲内で、一自治体ができることは限られている」と別の都幹部。都議からは「知事は対策で存在感がない」との声も漏れていた。 

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