公示後初の「選挙サンデー」、鉄柵で囲まれた聴衆エリア設置や金属探知機で手荷物検査…不審者を警戒

 衆院選は20日、公示後初の「選挙サンデー」を迎えた。候補者らは各地で街頭演説を行い、有権者に支持を訴えた。自民党本部と首相官邸が立て続けに襲撃される事件を受けて、全国の警察は各地で厳戒態勢で警備にあたった。

多くの警察官が警備する中で行われた街頭演説(20日午前11時40分、東京都杉並区のJR阿佐ヶ谷駅前で)=武藤要撮影

 東京都杉並区のJR阿佐ヶ谷駅前では、候補者から離れた位置に鉄柵で囲まれた聴衆エリアが設けられ、入り口では金属探知機による手荷物検査が行われた。周辺には制服姿の警察官が立ち並び、不審者がいないか目を光らせていた。

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