公明党・石井啓一代表の第一声…政治への信頼取り戻す

 衆院選が15日公示され、公明党・石井啓一代表は東京都・JR池袋駅前で第一声を上げた。

 失われた政治への信頼を取り戻すことができるかどうかが問われる選挙だ。(信頼の回復は)具体的な政策を訴え、政治資金規正法改正をリードしてきた実績のある公明党にしかできない。

支持を訴える公明党の石井代表(15日午前、東京都豊島区で)=古厩正樹撮影

 内外に大きな課題が山積している。物価高を上回る給料の引き上げを持続的にやらないといけない。少子化、人口減少は深刻な状況だ。全国どこで大きな災害が起きるかわからない時代に、防災減災対策をどう進めていくのか。安全保障の環境も本当に厳しい。

 国内外の課題に答えを出し、政策を進めることができるのは、豊富な実績と経験のある自公の連立政権しかない。今の野党に政権を担当する能力はない。

 政治改革では、政治家本人の責任を強化した。さらに三つの改革をやる。政策活動費を廃止する。政治資金を厳しくチェックする第三者機関の設置を実現する。調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の改革も進める。物価高対策では、当面は低所得者や年金生活者に給付金を提供する。電気・ガス料金、ガソリンなどの燃料費への支援を継続する。

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