衆院長野4区から出馬表明していた立民党籍の武居博明氏、比例単独で立候補へ

 15日に公示される衆院選で、立憲民主党の党籍を持ち、長野4区から出馬表明していた新人の武居博明氏(66)は14日、同党の杉尾秀哉・長野県連代表らとともに同県岡谷市内で記者会見し、同区からの立候補を取りやめると表明した。武居氏は比例北陸信越ブロックに転出し、同党の公認候補として比例単独で立候補する。

衆院選

 同区には自民党の前議員・後藤茂之氏(68)と共産党の新人・武田良介氏(45)が立候補を表明している。武居氏は3日、「立民が選択肢を示せないことがあってはならない」と出馬表明し、小選挙区での公認を得るため、県連に申請手続きをしていた。

 武居氏は14日の会見で、「今回の選挙でぜひ票を入れたかったという皆さんに心からおわびする」とした上、小選挙区での出馬を取りやめた理由について、県連側から立民の活動を同区で強化する約束を取り付けたことをあげた。杉尾代表は、「4区で頑張らないといけないと思った。4区総支部の設立を含めて検討を急ぎたい」と語った。

ジャンルで探す