街頭やイベント会場で「顔」売り込み…解散後初の週末、静岡県内で立候補予定者が活動

 衆院解散から初の週末となった12日、公示(15日)を控えた立候補予定者らは静岡県内でイベント会場を訪れたり街頭演説を行ったりして、市民らに顔を売り込んだ。

静岡市中心街で買い物客らに政策を訴える立候補予定者

 静岡1区で出馬予定の新人は拡声機を担いで静岡市の中心街に繰り出した。

 「経済成長するためには、まず皆様の手取りを上げるべきだ。社会保障などの負担を減らすべく抜本的な改革を行わせてほしい」と主張し、無党派層を意識した政策を強調。「連休中は祭りやイベントがあるので、たくさん顔を出して対話を重ねたい」と語った。

 静岡3区で立候補する元議員は磐田市や掛川市の祭り会場を訪問。「政治とカネ」の問題などを巡って、来場者らに頭を下げながらあいさつして回った。取材に「たくさんの『頑張れ』という声をいただいた。本当に感謝だ」と話し、「公示後は街頭演説を重ねるので、たくさんの人と近い距離で話せるのは連休が最後のチャンス」と前を見据えた。

 静岡8区に立候補予定の新人も浜松市内の各地で開かれた秋祭りに顔を出した。「政治不信を 払拭ふっしょく します」などとあいさつしながら、来場者らと握手を交わした。

 別の新人は同市内の事務所で選対会議を開き、選挙戦の態勢を確認。スタッフに「浜松から成長を続ける経済の基盤をつくりたい」と声を掛けていた。

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