自民から公認得られない福島3区の菅家一郎氏、出馬辞退…「けじめを示すのがいいと判断」

 15日に公示される衆院選で、自民党から公認を得られず福島3区から無所属での立候補を予定していた菅家一郎・前衆院議員(69)が12日、立候補を取りやめる意向を表明した。記者会見を開き、「政治とカネの問題に対して責任を深く感じている。出馬を辞退し、国民にけじめを示すのがいいと判断した」と述べた。

菅家一郎氏(9日、福島県会津若松市で)

 菅家氏は4月、自民派閥の政治資金規正法違反事件で、党の役職停止6か月の処分を受けた。非公認が決まった今月9日には、無所属で立候補する意向を示していた。

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