輪島市・珠洲市の全投票所で投票時間短縮へ…相次ぐ災害で道路状況悪化、最大5時間

 石川県の輪島、珠洲の両市は、衆院選の全ての投票所で投票時間を前回選より短縮する。能登半島地震や大雨の影響で道路状況が悪く、住民の安全を確保するためとしている。

 輪島市では、全18か所の投票所のうち、市立町野小と七浦公民館は午前9時~午後5時とし、前回から最大で5時間短くする。他の投票所も終了時刻を2~3時間早め、遅くとも午後6時には終える。

 投票所を10か所設ける珠洲市では、市立大谷小中で午前9時~午後4時に短縮。残る投票所でも午前7時~午後6時とする。

 輪島市選管の担当者は「投票機会を確保するため周知を徹底したい。期日前投票も活用してほしい」としている。

 「15日公示―27日投開票」で行われる衆院選の立候補予定者説明会が8日、県議会庁舎で開かれ、石川1~3区に計13陣営が出席した。

 内訳は1区が7陣営、2区が3陣営、3区が3陣営で、政党からは自民党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、共産党が出席した。1区では、これまでに立候補を表明した5党の各候補予定者のほかに、2陣営が出席した。

 説明会では、県選挙管理委員会の担当者が、立候補届け出や選挙運動に関する注意事項などを説明した。

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