「自衛官の処遇改善が急務」「外交力と防衛力の両輪をバランスよく強化」…石破首相所信表明
石破首相は4日午後、衆院本会議で行った就任後初の所信表明演説で、防衛力の基盤となる自衛官の処遇改善が急務だとして、首相をトップとする関係閣僚会議を設置して対応策を早急にまとめると表明した。
首相は外交・安全保障政策を巡り、「日米同盟を基軸に、友好国・同志国を増やし、外交力と防衛力の両輪をバランスよく強化し、我が国の平和、地域の安定を実現する」と訴えた。自民党総裁選で主張した日米地位協定の改定やアジア版NATO(北大西洋条約機構)の創設には言及しなかった。
10/04 14:27
読売新聞