立民・野田代表、政治資金問題抱える自民議員の選挙区での候補一本化要請…維新・国民代表と会談

 立憲民主党の野田代表は3日午前、国会内で日本維新の会の馬場代表、国民民主党の玉木代表とそれぞれ会談した。27日投開票が予定されている次の衆院選に向け、自民党派閥の政治資金規正法違反事件に関与した議員の選挙区で、野党候補の一本化を要請した。9月の代表就任後、野田氏が馬場、玉木両氏と正式に会談するのは初めて。

立憲民主党の野田代表

 会談後、馬場氏は、事件に関与した問題を抱える自民議員の選挙区について、「野党候補が1人、あるいは擁立できていないところは協力する余地はあると発言した」と明らかにした。

 玉木氏は「裏金問題は終わっていない」との認識を示したが、小選挙区での立民とのすみ分けに関しては「一定のルールの下でやらないと一本化にならない」と注文を付けた。

 野田氏は「自公過半数割れを目指す必要性について認識を共有した」と、記者団に語った。

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