「インスタ200フォロワー 行くぞー」SNSなどを使って若者の投票率上げたい…愛知の大学生たちの取り組み  

選挙のたびに、若者の投票率の低さが指摘されています。若者の投票率を上げようと模索する大学生を取材しました。

(大学生たち)
「インスタ200フォロワー。行くぞー、オー!」


6月19日、名古屋市で開かれたイベントの一角に設置されたブース。集まったのは、愛知県内の学校に通う大学生です。

(カナメヤAichi未来プロジェクト油口琢磨代表)
「僕たちの企画を通じて、選挙楽しそうだなと感じてもらいたい」

彼らは同世代の若者の投票率の低さを問題視し、若者に選挙に興味を持ってもらい、投票率を上げようと活動しています。

(チラシを配る大学生たち)
「愛知から選挙を盛り上げようというプロジェクトをやっていまして、チラシとティッシュを配っているのですが、良かったら受け取ってもらえませんか」
「もっともっと若い子たちが選挙に行ってほしい。選挙に対するイメージを楽しくしてほしくて活動しているので」

チラシやティッシュを配るのみならず、インスタグラムなどSNSを駆使して投票に行くよう呼びかけます。

投票率UPに向けた活動は他にも。お手製のプラカードやパネルを用意し、ブースに来た人の写真を撮影。

インスタグラムなどSNSに写真をアップしてもらい、来場客を巻き込んで、若い力で選挙を盛り上げます。

(カナメヤAichi未来プロジェクト油口琢磨代表)
「『選挙』という言葉を使うから難しくなってしまうんですが、結局は自分たちの
未来のことなので、自分たちの未来のことを楽しく語っていこうと呼び掛けたい」


愛知県大府市では「期日前投票バス」走る ここでも大学生が…

一方、各地で参議院選挙の期日前投票が行われていますが、実はここの投票所、バスの中なんです。

これは大府市としては初となる移動式の期日前投票所。30日、このバスに投票箱や記載台などを積んで市営住宅の駐車場など市内2か所を巡回しました。

この期日前投票所で、受付から投票用紙の交付、立ち会いなどを全て担当するのが…大府市にある至学館大学の学生で結成された「若者の投票率をあげ隊」のメンバーたち。学生たちが自ら大府市の選挙管理委員会に提案し、今回試験的に導入することになったのです。


(至学館大学 稲垣真緒さん)
「今回は若者の投票率を上げることをメインにやりつつ、高齢者や足を運ぶことが難しい方に来ていただくためにやっています」

狙いは高齢者など、投票所に足を運ぶのが難しい人が投票を手軽にできるようにすること。実際、30日の利用者のほとんどが65歳以上の高齢者でした。

(投票した人・71歳)
「今までは大府市役所まで行っていたから、こういうのがあるのは助かります」
(投票した人・86歳)
「足が悪いから投票に行けないんだわ。ここに来ると聞いたから、ちょうどいいなと思った」

この場所から近い投票所は、5キロほど離れた大府市役所など。車が運転できない人や足が不自由な人にとっては、この距離が投票への足かせになっていたのです。

(大府市選挙管理委員会 横井恵太書記)
「一人一人の投票権っていう意味において、移動式投票所は非常に大きい。学生と一緒にやるっていうこと、選挙の事務に関わっていただくっていうことは、今後の市にとっても大きい」

「若者の投票率をあげ隊」は、7月1日からは主権者教育の一環として大府市役所の期日前投票所の立会人を務めるということです。

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