衆議院選挙の“総括”がテーマ 自民党・両院議員懇談会が開催中 “責任追及”と“結束”は両立するのか

自民党では先ほどから、衆院選の“総括”をテーマに両院議員懇談会が開かれています。一方、けさ、閣僚経験者からは石破総理退陣論も噴出しました。

けさ、自民党本部に集まった千葉県連の国会議員たち。

このなかには、今回の選挙で引退した桜田元五輪担当大臣の姿も。その桜田氏、石破総理に怒っていました。

桜田義孝 元五輪担当大臣
「負けた敗因もやっぱり総裁に大きく依存すると思います。今の石破さん(過去に)『辞めろ、総理辞めろ』ということをずいぶん言っていたんで、本来ならば辞めるべきだと思いますよ」

衆院選敗北の責任をとって、石破総理は退陣すべきと迫っているのです。

怒りに拍車をかけているのが非公認候補側への2000万円支給問題です。

桜田義孝 元五輪担当大臣
「ああいう事をやるのはやっぱりどうかと思ったよね。やっぱりジャッジミスだと思いますよ」

党内から厳しい声が上がるなか、言動に注目が集まっているのが高市前経済安全保障担当大臣です。おととい夜、自らに近い国会議員と会合を開き、出席者にこう呼びかけました。

高市早苗 前経済安保担当大臣
「自民党がガタガタしていたら野党になってしまう。しっかりとまとまって、盛り立てていきましょう」

“責任追及”と“結束”は両立するのか。両院議員懇談会ではいま、石破総理が党内の声と向き合っています。

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