石破総理 能動的サイバー防御の導入に向け、早期の法案作成を平サイバー安全保障担当大臣に指示

石破総理は、サイバー攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防御(ACD)」の導入に向け、早期に法案を作成するよう、平サイバー安全保障担当大臣に指示しました。

平将明 サイバー安全保障担当大臣
「(ACDの導入に向け)可能な限り早期の法案提出に向け、作業を迅速に進めてくださいという総理の指示をいただきました」

サイバー安全保障を担当する平将明大臣は7日、石破総理と面会し、能動的サイバー防御の導入に向けた検討状況を報告しました。

これに対し石破総理は、有識者会議の議論を早期に進めることや、その議論を踏まえてできるだけ早く法案を国会に提出するよう、平大臣に指示しました。

能動的サイバー防御の導入をめぐっては、自民党が9月に特に重要なインフラ事業者に対し、サイバー攻撃の予兆をつかんだ段階で政府への報告を義務づけることなどを盛り込んだ提言をとりまとめています。

平大臣は、関連法案の提出の時期について、「具体的な時期は申し上げられない」とした上で、「できるだけ早期に法案を示すことが出来るよう取り組む」と意欲を示しています。

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