林官房長官、解散は「総裁選で争点にすることではない」

自民党総裁選で、小泉進次郎元環境大臣が「総理になった場合は早期に衆議院を解散したい」と発言したことについて、林官房長官は「解散は総理の専権事項で、総裁選で争点にすることではない」と指摘しました。

小泉進次郎元環境大臣は6日、総裁選への出馬会見で総理に就任した場合には、「できるだけ早期に衆議院を解散し、信を問いたい」と発言しました。

これに対し、林官房長官は7日、記者団に「解散は総理の専権事項で、争点にして争うことでは必ずしもない。総裁になったらしっかり状況を判断し決断をしたい」と述べました。

さらに、茂木幹事長が防衛増税の見直しなどを掲げたことについて、「茂木氏は幹事長をしていたので、財源を変えるならばどういう財源で賄うのか議論したい」と指摘しました。

これに先立ち林氏は7日、東京・渋谷区の病院を視察し、医薬品の安定供給や創薬の行程表の作成、薬価制度の見直しなどに取り組むと強調しました。

ジャンルで探す