「改革の方向性を確かなものに」 岸田総理、旧文通費などめぐり6日にも党政治刷新本部メンバーと協議へ

外遊中の岸田総理は、政治とカネの問題をめぐってあすの帰国後、自民党の政治刷新本部のメンバーと会い、改革に関する方向性などについて話し合うことを明らかにしました。

岸田総理
「6日の帰国当日にも自民党の政治刷新本部のメンバーと面会をし、さらに何をすべきか改革の方向性、これを確かなものにしていきたい」

訪問先のブラジル・サンパウロで記者会見に臨んだ岸田総理はこのように述べ、あすにも自民党の政治刷新本部のメンバーと会って旧文書通信交通滞在費の取り扱いなどを含めた政治改革について協議することを明らかにしました。

一方、憲法改正については、自身の自民党総裁任期中に実現したいとの思いは「いささかも変わりはない」としたうえで、「自民党としては条文起草のための機関を各会派の理解を得て設置し、憲法改正原案を作成するという党の方針にのっとって取り組んでいる」と強調しました。

衆議院の解散総選挙については「現在考えてはいない」と改めて否定しています。

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