守口市遺族会が公明議長に申し入れ 抗議文提出も望む対応なく 副市長が維新議員と写真

大阪府守口市の副市長が4月、市遺族会の活動に参加した際、地域政党「大阪維新の会」の議員と納まった写真が交流サイト(SNS)に掲載され、当時の市議会議長(公明)が行政の政治的中立性の観点から問題があると副市長に抗議した問題で、遺族会は18日、現議長の西田久美氏(同)に、議会としての見解を文書で求める申し入れ書を出した。

副市長への抗議は「単なる言いがかり」で、議会としての謝罪などを求めて今月10日、西田氏に抗議文を提出した遺族会だが、納得できる対応がなされないと、今回の申し入れを決めた。

申し入れ書などによると、抗議文について同11日に西田氏から一部議員に「報告」があったものの、遺族会に入った話では、本意が伝わっていないと感じたという。

また、遺族会は申し入れ書で副市長から、当時の小鍛冶宗親議長による抗議は「言いがかりではない」という趣旨の文書を受け取ったとした上で、「副市長が言いがかりと思うか思わないかは関係ない」と、くぎを刺した。

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