青森市の新病院、県営スケート場一帯に設置 県立中央病院と市民病院が統合、高度医療提供

青森市の県立中央病院(県病)と市民病院の統合新病院の整備場所を巡って、宮下宗一郎知事と西秀記市長が16日会談し、国道7号青森環状道路(外環状線)の県営スケート場一帯とすることで合意した。

整備場所に関して、これまで県営スケート場一帯と青い森セントラルパーク(CP)を軸に検討が進められていたが、CPを推す市側とスケート場一帯を提案した県側の間で設置経費や交通アクセスの評価などを巡って議論が難航。最終的に知事と市長の判断に委ねられていた。

会談後、記者会見した宮下知事と西市長は、スケート場一帯の判断理由として災害時のリスクや市のまちづくりの観点、交通インフラなどを総合的に勘案したことを説明。統合新病院の在り方について宮下知事と西市長は、最後の砦としての高度な医療の提供や大規模災害時の基幹病院としての機能を挙げた。

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