高市早苗氏、公平な資金運営を訴え「大方の議員は手取り30万円代」 自民総裁選所見発表

自民党総裁選(27日投開票)に立候補した9氏が12日に臨んだ所見発表演説会で、高市早苗経済安全保障担当相(63)は新総裁を目指す決意を語り、派閥パーティー収入不記載事件を巡って「真っ先に国民に信頼してもらえる自民党に生まれ変わることをやらなければならない。レッツ・ビー・リボーンだ」と訴えた。

自民の政治活動費に関して「俗人性を完全に排除し、会計や財務の専門家の力をかり、(政策立案などに向け)必要な資金を明確に予算組みし、公平に配分する」と強調した。

政党交付金については「国会議員1人当たり約4000万円といわれる。『議員はたくさん歳費をもらって、ええ生活しとるんやろ』と。だが、差し引きも多く、大方の議員は大概手取りは30万円台だ」と明かした。その上で、「有権者の声を政策に反映するため、地域活動を展開する議員や支部長が資金に窮することなく、最低限の政治活動はできるように改めたい」と語った。


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