林官房長官「思いのたけ、政策を堂々掲げる」 地域の防災力強化も強調

自民党総裁選(12日告示、27日投開票)に出馬する林芳正官房長官は11日、総裁選に向けて「いよいよ明日、決戦の火ぶたが切って落とされる。思いのたけや政策を堂々と掲げたい」と述べた。東京都内で道路関係の業界団体「日本道路建設業協会」などの訪問後、記者団の取材に答えた。

林氏は総裁選で掲げる地方の防災力強化のための「防災力強化支援資金制度」の創出について「それぞれの地域の状況に応じて(防災の)いろいろな取り組みをやってもらう基金をイメージしている」と説明した。

一方、マイナンバーカードに健康保険証の機能を持たせたマイナ保険証への一本化を巡り、12月の健康保険証の廃止時期の見直しを含めた対応策を検討する考えに言及したことに関して「(廃止時期の見直しを)明示的に申し上げたわけではない」とした上で「不安の声がある。不安にしっかりと適切に対応していく」などと語った。

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