高市早苗氏 首相就任時の靖国参拝に強い意欲「希望する」 不記載事件巡る再処分は否定

自民党の高市早苗経済安全保障担当相(63)=衆院奈良2区=は9日、党総裁選(12日告示、27日投開票)への立候補を表明した記者会見で、首相在任中の靖国神社参拝に強い意欲を示した。「国策に殉じられ、祖国を守ろうとした方々に敬意を表し続けるのは希望するところだ」と強調した。高市氏は終戦の日の8月15日に靖国参拝を重ねてきた。

派閥パーティー収入不記載事件を巡る所属議員の再処分については「決着した処分を総裁が変わったからといってちゃぶ台返しすると独裁になる。党で決めた処分をひっくり返す独裁的な行動はとらない」と語った。自民党は4月、不記載事件を受けて安倍派(清和政策研究会)、二階派(志帥会)の議員ら39人に対し、離党勧告2人、党員資格停止3人を含む処分を決めている。


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