山梨県甲斐市長選が告示、現新の一騎打ち 事実上の保守分裂選挙

任期満了に伴う山梨県甲斐市長選が8日告示され、いずれも無所属で5期目を目指す現職の保坂武氏(79)と、新人で元市議の長谷部集氏(52)の2人が立候補を届け出た。保坂氏は自民党籍を持ち、県連最高顧問を務める。長谷部氏も7月に離党するまで自民党籍を持っており、事実上の保守分裂選挙となった。

保坂氏は「国や県の交付金を活用し、さまざまな事業を展開して、市の人口を増加させることができている」と4期16年の実績を強調する。

長谷部氏は「給食費無償化を柱に、子育て世帯が将来への希望と安心感を持てる政策を実行したい」と抱負を語るとともに、世代交代の必要性を訴える。

7日現在の選挙人名簿登録者数は6万2914人。投開票は9月15日。

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