自民総裁選、加藤勝信氏が10日の出馬表明を発表 推薦人20人確保、「経験」強調

自民党の加藤勝信元官房長官は6日、国会内で記者団に、党総裁選(12日告示、27日投開票)の立候補に必要な国会議員の推薦人20人について「確保のめどがついた」と述べ、10日午前の記者会見で正式に出馬表明すると発表した。記者会見では総裁選で掲げる所得倍増や国内投資促進といった政策も発表する。

加藤氏は記者団に、賃金・所得の向上、厳しさを増す地方や国際環境への対応といった課題を挙げ、「私自身の経験を生かしながら多くの人の声を結集し、みんなで一緒に仕事を進めていく機運を作りたい」と主張。安倍晋三、菅義偉、岸田文雄の3政権で官房長官や厚生労働相、党総務会長などの要職を務めた「経験」を強調した。

加藤氏は衆院岡山5区選出。平成15年に初当選し、現在7期目となる。

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