小泉進次郎元環境相、食料自給率の向上訴え 円安は「総ざらいのいいタイミング」

自民党の小泉進次郎元環境相は2日、東京都内の講演で、食料自給率の向上を訴えた。円安で輸入食品の価格が上昇していることを念頭に、「今まで海外の食品に大きく依存していた中で、総ざらいするいいタイミングだ」と述べた。具体例として小麦粉を米粉へ置き換える取り組みを挙げた。

小泉氏は食べられるにもかかわらず捨てられた「食品ロス」対策充実の必要性も指摘し、「環境や気候変動対策のみならず、家計にとっても好影響がある」と強調。環境対策は「日本の経済成長に不可欠だ」との認識も示した。

脱炭素社会の実現を目指す「日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)」の講演で語った。

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