新潟・阿賀野市長選、21日に投開票 4候補が競り合う

任期満了に伴う新潟県阿賀野市長選は21日に投開票が行われる。立候補しているのは、無所属新人で元新潟市議の阿部松雄氏(72)、日本維新の会の新人で会社員の遠藤寛和氏(46)、無所属元職で元阿賀野市議の天野市栄氏(65)、無所属新人で元同市議の加藤博幸氏(67)の4人。選挙戦は、4候補が競り合う展開となっている。

阿部氏は、市民との対話を通じた地域活性化や給食費無償化などの子育て施策充実などを訴える。立憲民主党の元衆院議員らが応援している。

遠藤氏は、街頭演説などで46歳という若さをアピール。企業誘致による財政と地域経済の活性化などを訴える。維新関係者らが選挙を支える。

天野氏は市長経験を前面に出し、市民目線の市政を表す「市民ファースト」を掲げる。街頭演説では、災害に強いまちづくりなどを訴える。

加藤氏は、自民党の衆院議員や地元のベテラン県議らの応援を受けて選挙戦を展開。子育て施策の充実など、市民に寄り添った市政を掲げる。

現在3期目の現職、田中清善氏(72)は今期限りで引退する。

選挙人名簿登録者数は13日現在、3万4148人。

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