女性市議にパワハラ 維新大阪府議団代表の笹川氏が代表辞任の意向
地域政党「大阪維新の会」大阪府議団代表の笹川理(おさむ)府議(41)が代表を辞任する意向を固めたことが22日、関係者への取材でわかった。笹川氏は18日発売の週刊文春で女性市議にパワハラなどをしたと報じられ、謝罪していた。
関係者によると、笹川氏は22日、辞任届を提出したという。近く府議団で協議する。笹川氏は今月8日に代表に就任。報道を受けて謝罪した後も、代表を続けたいとの意向を示していた。
報道によると、笹川氏は平成27年ごろ、維新の宮脇希(のぞみ)大阪市議(36)が夜中に作業していた事務所の前に車を止めて帰りを待ったり、別の機会にほかの議員の車で帰宅した宮脇氏にLINE(ライン)で「ふざけんなや」などのメッセージを連続して投稿したりした。
笹川氏は18日、記者団に「未熟な点、至らぬ点があり、報道に出ている言動を行ってしまった」とおおむね事実関係を認め、「有権者の信頼を損ねたことを心からおわびする」と謝罪。維新の横山英幸幹事長(大阪市長)は笹川氏を口頭で厳重注意した。
05/22 20:18
産経新聞