東シナ海ガス田開発に抗議 日中高級事務レベル協議

日中両政府は23日、高級事務レベル海洋協議をテレビ会議形式で開いた。日本側は尖閣諸島(沖縄県石垣市)の周辺海域をめぐる情勢や、日本周辺で活発化する中国の軍事活動に懸念を表明。東シナ海における一方的な資源開発や、日本の同意を得ない海洋調査などに関しても懸念を申し入れ、中国側の対応を求めた。

協議には、日本側から外務省の船越健裕アジア大洋州局長が参加。中国側からは外務省の洪亮・国境海洋事務局長が出席した。

双方は、日中の海洋調査活動の相互事前通報の枠組みを順守することの重要性で一致。また、東シナ海資源開発に関する平成20年の合意の実施に向けて意思疎通を続けていくことを確認した。さらに、日中海上捜索救助(SAR)協定に基づく海上捜索救助協力、「日中防衛当局間のホットライン」の早期開設に向けた調整を進めることも申し合わせた。

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