自民・高木国対委員長「市民生活に資する議論の国会に」

自民党の高木毅国対委員長は14日、産経新聞のインタビューに応じ、17日召集の通常国会への意気込みを語った。与党として新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の感染対策にしっかり取り組み、「市民生活に資する議論の国会」にすると語った。インタビューの詳細は次の通り。

17日に召集される通常国会ではスムーズな国会運営を心がけていきたいですが、なんといっても今はオミクロン株が感染拡大しています。まずはこの対策にしっかりと取り組み、国民の生活を守っていく。あるいは疲弊した経済を立て直す。そうしたことが第一です。市民生活に資する議論をする国会でなければならないと思います。

国対は裏方です。縁の下の力持ちですから、そうしたスタンスでいきたい。チームワークも大事です。岸田文雄首相は「聞く力」を掲げていますが、私も自分の政治的な行動指針の中で「人の意見をよく聞く」というのを一番に掲げています。

どの場面でもそうですが、国会対策でもいろいろな方の意見を聞き、政治家はもとより事務方の意見も聞く。そうやって多くの意見を踏まえて判断することが大事だと思います。これからいろいろな場面があると思いますが、大いに意見を聞き、それを生かしながら進めていきたいです。

国会議員に月額100万円支給される「文書通信交通滞在費」(文通費)をめぐっては、各会派が新たな協議体の設置で合意しました。議論の開始がいつからか明示的にはいえませんが、極力早くという思いは持っています。結論を出す時期を示すべきだという話もありますが、拙速もいけないし、かといっていつまでもズルズルというのもいけない。一定の期間をもって結論を出すことが大事です。

自民党と公明党の幹事長と国対委員長が会談する「2幹2国」も、国会の開会にあわせて19日と26日の開催を決めました。おそらくその後もそういう形になると思いますが、状況を見ながらです。

ただ、2幹2国を定例化しようとしまいと、自公がしっかりと連携を持って国会運営をするのは、言うまでもないことです。少なくとも私はこれまで公明党の佐藤茂樹国対委員長と毎日のように電話や面会を重ねて物事を進めてきました。

2幹2国やその定例化も大事だと思いますが、いろいろな形でこれからもコミュニケーションをとり、よく連携していきたい。十分僕はできていると思います。

「一票の格差」是正のための衆院選挙区「10増10減」は、現状では(人口比が正確に反映されやすい新たな定数配分方式の)「アダムズ方式」で決まっています。ただ都市部の議員が増えて、一方でむしろ課題が多いと思われる地方の議員がどんどん少なくなり、地方の声が国政に反映されなくなることを、地方出身の議員として危惧しています。(聞き手 大島悠亮、石崎直人)

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