群馬、与野党とも調整難航の1区注目 衆院選

衆院が解散された14日、県内でも衆院選(19日公示、31日投開票)に向けて事実上の選挙戦が始まった。解散から投開票日まで戦後最短となる17日間の短期決戦は、争点として長引く新型コロナウイルス禍への対応や経済対策などが浮上する。各陣営は事務所開設や演説日程の調整など選挙準備を加速させている。

県選管主催の立候補説明会は計15陣営が出席。1陣営が資料を持ち返り、計16人が出馬準備を進めているとみられる。

中でも、与野党ともに調整が難航している1区が注目されている。自民党は1区の尾身朝子氏(60)に対し、前回比例単独の中曽根康隆氏(39)も引かず、最終調整中。15日にも公認が決まる見通し。野党は、立憲民主党県連が支援する無所属新人の斉藤敦子氏(53)、共産党の新人、店橋世津子氏(60)、旧民主元職の無所属、宮崎岳志氏(51)と乱立。統一候補を擁立するかに注目が集まる。

2区は自民の井野俊郎氏(41)に前回比例の立民、堀越啓仁氏(41)が挑む。3区は自民、笹川博義氏(55)と前回比例復活の立民、長谷川嘉一氏(68)が対決。元首相を父に持つ自民の4区、福田達夫氏(54)、5区の小渕優子氏(47)は底堅い。

こうした状況を踏まえ、与野党とも臨戦態勢で公示を迎える構えだ。自民県連の星名建市幹事長は「投開票まで期間が短いが、選挙戦を全力で戦い抜き全区で勝利を目指す」と表明。野党では、立民県連の後藤克己幹事長が「党に政権担当能力があることを示す好機ととらえ、選挙戦で堂々と訴えていく」と主張。共産県委員会の小菅啓司委員長は「党の躍進と市民・野党の共同の力で政権交代実現に全力を挙げる」とした。

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