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野田氏、出馬へ最終調整 石破氏は河野氏支持

自民党総裁選は17日、告示される。岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、河野太郎ワクチン担当相が立候補を表明し、野田聖子幹事長代行も出馬に向けた最終調整を続けている。一方、石破茂元幹事長は15日、自身が顧問を務める石破派(水月会、17人)の臨時会合で、出馬を断念し河野氏を支持すると明らかにした。投開票は29日。

石破氏は会合後の記者会見で、河野氏を支持することについて「政治理念、国家に対する危機感、国民に対する使命感を共有した」と説明した。その上で「改革を志す勢力が二分することなく一致すべきだとして決断に至った」と述べた。

石破氏の支持を得た河野氏は記者団に「いろいろな思いがあっての決断だと思う。総裁選で1人でも多くの方々に支援をいただけるのはありがたい」と歓迎の意を示した。総裁選に勝利した場合の石破氏の処遇については「いまから人事の話をするほど自信過剰ではない」とかわした。

二階派(志帥会、47人)の若手議員ら約10人も河野氏支持を決め、派閥を率いる二階俊博幹事長に伝えた。二階氏は了承したという。複数の関係者が明らかにした。

谷垣禎一前幹事長が特別顧問を務める谷垣グループ(有隣会)は15日、岸田氏を支持する方針を示した。ただ、グループ内には河野氏や高市氏らを支持する議員もいるため、一本化は難しいとみられる。

石原派(近未来政治研究会、10人)の幹部は東京都内で会談し、自主投票とする方針を確認した。

一方、岸田氏陣営の選対本部長に遠藤利明元五輪相、顧問に甘利明税調会長が就任することが判明した。岸田氏陣営はこの日、政策パンフレットを国会の議員会館事務所に配布。高市氏も事務所を回り、支持を求めた。河野氏は国会内で新型コロナウイルスの影響を受けた飲食業の経営者らと意見交換した。

野田氏は、必要な推薦人20人の確保に向けた調整を続けた。野田氏に近い議員は「集まると思っている」と自信をみせる。推薦人を確保できれば、16日にも出馬を表明したい意向だ。

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