自民人事、裏金議員を起用=党幹部「適材適所」と説明

自民党は15日の総務会で、選対委員長代理に河野太郎元デジタル相と古川禎久元法相を充てる人事の報告を受けた。情報調査局長に佐々木紀衆院議員が就くなど、政治資金収支報告書に不記載があった衆参両院議員12人を党役職に起用した。鈴木俊一総務会長は記者会見で「適材適所で決められたものだ」と説明した。
衆院の常任・特別委員長、審査会長の人事も内定した。28日召集の臨時国会で選出される。主な人事は次の通り。(敬称略)
◇局長
団体総局長牧島かれん▽地方組織・議員総局長尾崎正直▽女性局長本田顕子▽青年局長中曽根康隆▽労政局長森英介▽遊説局長石橋林太郎
◇部会長
内閣第1国場幸之助▽内閣第2酒井庸行▽国防岩田和親▽総務島尻安伊子▽法務津島淳▽外交星野剛士▽財務金融宮本周司▽文部科学今枝宗一郎▽厚生労働長坂康正▽農林上月良祐▽水産鈴木貴子▽経済産業新谷正義▽国土交通勝俣孝明▽環境高橋はるみ
◇常任委員長
内閣大岡敏孝▽外務堀内詔子▽財務金融井林辰憲▽文部科学中村裕之▽厚生労働藤丸敏▽国土交通井上貴博
◇特別委員長
東日本大震災復興・防災・災害対策金子恭之。

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