都道府県別情勢=中国(2)【24衆院選】

◇立民、2・4区で議席狙う=岡山
1区は13選を目指す自民前職逢沢が優位に立つ。立民新人原田は自民派閥裏金事件を材料に巻き返しに懸命だが、野党4党の候補が乱立し、自民批判票は分散気味。2区は自民前職山下と立民元職津村がしのぎを削る。小選挙区1減に伴う区割り変更で新たに加わった票田の岡山市南区が鍵を握る。3区は自民総裁選に初挑戦し、石破内閣の財務相に就任した前職加藤が高い知名度を武器に優勢を保つ。4区は自民橋本、立民柚木の前職2人が互角の戦いを展開する。
▽岡山1区(5人)
住寄聡美41党県常任委員共新
服部千秋64☆元太子町長維新
原田謙介38☆元NPO代表立新
佐々木雄司54☆元赤磐市議国新
逢沢一郎70☆元衆議運委長自前(12)
推(公)
▽岡山2区(3人)
山下貴司59☆元法相自前(4)
推(公)
余江雪央47党県委員共新
津村啓介53☆元内閣政務官立元(6)
▽岡山3区(3人)
加藤勝信68☆財務相自前(7)
推(公)
原田亜希子51元会社員共新
はたともこ58☆元参院議員立新
▽岡山4区(3人)
垣内雄一60党県常任委員共新
橋本岳50☆元厚労副大臣自前(5)
推(公)
柚木道義52☆元財務政務官立前(6)
◇立候補者一覧の見方
候補者の氏名は原則として届け出名で敬称略。年齢は投開票日現在の満年齢。肩書の「元」は前職を含む。丸かっこは当選回数。
並びは届け出順。選挙区名に続く丸かっこは候補者数。候補者名の後に年齢、肩書、党派、前職・元職・新人の別。「推」は推薦で、丸かっこは推薦政党。☆は比例代表との重複。
自=自民党、立=立憲民主党、維=日本維新の会、公=公明党、共=共産党、国=国民民主党、れ=れいわ新選組、社=社民党、参=参政党、み=みんなでつくる党、諸=諸派、無=無所属。

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