再選の斎藤知事、議会との関係は「政策通じて構築できる」 就任会見

兵庫県庁に初登庁する斎藤元彦知事=2024年11月19日午前10時6分、神戸市中央区、筋野健太撮影

 兵庫県知事選で再選を果たした斎藤元彦氏は19日午後、県庁で就任会見に臨んだ。「県職員、県議会、県民のみなさんへの感謝の思いをしっかり抱きながらしっかりやっていく。一からスタートということで仕事をさせていただきたい」と語った。

 斎藤氏に対する不信任決議を可決した県議会との関係について、「良い政策をやっていくという思いは県議会も一緒。大事なのは対話。政策を通じて関係構築はできると思う」という。

 斎藤氏のパワハラ疑惑などが内部告発された問題を調査している県議会の調査特別委員会(百条委員会)は、25日に斎藤氏を証人尋問することを決めている。これに対し、斎藤氏は「当日は全国知事会議があるため出席は難しい」と述べた。全国知事会によると、25日は東京で会合が予定されているという。日程が変更された場合は「自分が答えられることをしっかり答える」と述べた。

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